北米での無痛分娩出産レポート【麻酔】

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北米での無痛分娩出産レポート【陣痛】
日本でも最近徐々に浸透してきているらしい無痛分娩。 それでもまだまだ「あの痛みを乗り越えてこそ母親になれる」という意見が主流なんでしょうか...

前回は陣痛が始まってから病院に行くまでについて書きました。

今回は病院でのことについて書いていきます。

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病院到着

病院に夫と先に到着。(助産師は自分の車で向っていました。)

緊急外来に行くと車椅子が出てきたのでそこにとりあえず座らせてもらいました。

助産師から事前に電話連絡が入っていたので、皆に「あなたが5センチの人ね!」と言われて私の病院でのあだ名は5センチさんに。

夫は窓口で何やら話していたのですが、車椅子に座っている私を見て 「ねぇ病室まで歩けるでしょ?歩いたほうがお産も進むって言うし…」 とのん気に聞いてきました。

そんなの病室までの距離によるだろ!と思い、 「っていうか私達はどこに行けば良いかわかったの?どんだけ歩くの!?」 と私、夫にキレました。

すると、必死な私を見て病院のスタッフの方が結局車椅子をおして一緒に産婦人科窓口まで着いてきてくれました。

やっと産婦人科に着いたと思ったら、今度は少し日本語をかじった受付の女性が得意気に話しかけてきて、陣痛に耐えつつ日本語でお相手する私。

そんな中、助産師と合流。ついに病室までたどり着いたのでした。

私がお世話になった部屋

受付を済ませ、通された部屋はびっくりするほど良い部屋でした。

完全個室で私達のアパートよりも広いんじゃないかと言うほどの面積。ベッドは分娩にも対応していて、出産から退院まですべての時間をそこで過ごしました。

たくさんの人が出入りしたり、いろんな器具や赤ちゃんのベッドも入るのでそのために広かったのかなと思います。

バスルーム付きでバスタブはジェットバス。でも私は家で散々湯船に浸かってたのでまったく使わなかったです…。

テレビもあり、夫が寝るための簡易ベッドもありました。夫の感想は「ホテルみたいで快適だったね~」でした。

やっと麻酔投入!痛みからの解放

病院に着いた私にはもうこれしか頭にありませんでした。

「麻酔を…お願いだから早く打ってくれ!」

夫から助産師に無痛分娩に切り替えるよう言ってもらい、ようやく無痛分娩への手続きへ。助産師は麻酔を打てないので病院の麻酔医を呼んでもらいました。

「15分くらいしたら来てくれるみたいだからもうちょっとだけ待ってね~」 と助産師。

その間も3~5分間隔で来る陣痛にただただ耐える私。早く…早く!と願わずにはいられませんでした。

そして麻酔医参上。一通りリスクなど説明しないといけないようで陣痛の合間に聞き、陣痛が来ると中断…の繰り返し。

大体のことは事前に勉強して把握していた私は、ろくに話しも聞かず全てにうんうんと頷いて、全部わかってるから早く打ってと顔で訴えていたことでしょう…。

最後に同意書にサインし、やっと処置が始まりました。

陣痛1ラウンドをこなした直後、すばやくベッドに腰掛け背中を丸めます。

後ろで麻酔医が針を刺しているようでしたが、陣痛の痛みでおかしくなっている体にはなんてことない痛みだったのかまったく覚えていません

ネットでは無痛分娩は針を刺すときが痛いのがデメリットなんて書かれていたのもあったのでちょっと怖かったのですが、陣痛の痛みに比べたらなんでもないので心配しなくて大丈夫です。

ここで私、なぜだか号泣してしまいました。

ワンワン泣いたわけではなく、自然と涙がポタポタと止まらなくなったんです。それを見て夫もちょっともらい泣き。

助産師になぜ泣いてるの?と聞かれ涙をぬぐってくれたのですが、わからない…とだけ答えました。

今考えると、理由はたぶんやっと痛みから解放される安堵と、子供はお腹で頑張っているのに自分だけ…という申し訳なさ、そして自然分娩で産む人が多い日本のたくさんのママ達と比べての自分の情けなさや不甲斐なさ…。

そんないろんな感情が一気に来て涙が出てしまったんだと思います。

そして泣いている間に処置は終わり横になりました。

10分ほどで痛みは感じなくなるとのことで、それまで最後の数回陣痛に耐え、痛みから解放されました。

続く…

今回は無痛分娩の処置までについてでした。

次はいよいよ出産について書きたいと思います。

北米での無痛分娩出産レポート【出産】
レポートを最初から読みたい方はこちらからどうぞ。 前回は麻酔を打つまでについて書きました。今回はその後から出産までを書いていきます。 ...