北米での無痛分娩出産レポート【出産】

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北米での無痛分娩出産レポート【陣痛】
日本でも最近徐々に浸透してきているらしい無痛分娩。 それでもまだまだ「あの痛みを乗り越えてこそ母親になれる」という意見が主流なんでしょうか...

前回は麻酔を打つまでについて書きました。今回はその後から出産までを書いていきます。

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麻酔を打ってから

ベッドに横になって麻酔が効いてからはただひたすら子宮口が開くのを待つのみ。

痛みをまったく感じなくなりました。

すばらしい!麻酔万歳です。足も自由とまではいきませんがなんとか動かせる程度で、本当にお腹の周りのみ感覚がなくなりました。

時々お腹とその周辺の麻酔の効き具合をアイスノンみたいなもので触ってチェックしてくれます。

冷たく感じる部分がお腹はまったくなしで離れるにしたがって徐々に感じるようになっているのが自分でもわかりました。

胎児の心拍は常に誰かがモニタリングしながらなので安心です。

私の子宮口は約6センチの状態で停滞していました。

麻酔を打つと痛みを感じない分、お産の進みが遅くなったり止まってしまったりすることもあるそうです。

そして徹夜明けでお腹がすいてきました。でも麻酔を打ったため食べることは出来ません。

病院は朝昼夜とご飯が用意されます。メニューを持ってきてくれてこちらで好きなものを選ぶと持ってきてくれるのです。

私は食べれなかったので夫に選ばせて食べてもらいました。

早く開かないかな~と思いつつ少しウトウトしたり看護師さんたちと談笑しながら時間を過ごしていきました。

陣痛促進剤投与

数時間待ったのですが子宮口は一向に開きません。

助産師はあと1,2時間待ってみてダメだったら促進剤を使って開こうと思うんだけど良いかと聞いてきました。

通常、促進剤を使うと痛みも増して辛いらしいですが、私は麻酔を打っているため関係ありません。即お願いしますと答えました。

そして結局促進剤を投与。すると1時間ほどでなんと子宮口は8,9センチに。

その後胎児がどうやら急激なお産の進みが嫌だったようでちょっとだけ心拍が弱くなったとのこと。

あとは自然に10センチに開くまでスピードを弱めると胎児も安定し、慎重に調整しながら出産に備えました。

いよいよ出産!

待つことさらに1,2時間。

助産師から「じゃあそろそろいきんでみる?」とのお言葉。お産に向けて周りで準備が始まりました。ベッドが分娩台に早変わりです。

ひたすらいきむ

どうぞと言われても力の入れ方が最初わかりませんでした。

助産師は「私が触ってるところわかる?ここに向かってめいっぱいいきんで!」と言います。

機械の波形でわかる陣痛のタイミングに合わせてアソコに全神経を集中させて力を入れます。

助産師の今!という合図ですぐ息を思いっきり吸い込み息を止め、ぐーーーといきみ、息が続かなくなったらまたすぐに息を目一杯吸い込み2回目! そして3回やって次の陣痛に向けて休憩です。

褒め上手な助産師は「すごい!今のうまかった!!」とおだててくれて、単純な私はちょっとうれしくなりました。

聞くともう胎児の頭が見えてるとの事。見たいと言うと大きな鏡を私の前に持ってきてくれて見てみると、私のアソコ4,5センチの穴の中から黒い髪の毛が見えていました。

ほんとに赤ちゃんがすぐそこに…となんだか不思議な気持ちになりました。

それからは胎児の出具合を自分で見ながら何度も何度も陣痛に合わせていきみましたが、なかなか出てきてくれません。

体力があった最初に比べて疲れてきてなかなかうまくいきむ事も出来なくなってきました。

ついでにいきみすぎて頭に血が上ったのかガンガン頭痛がしてきました。ずっと横についていた旦那がタオルで冷やしてくれます。

何回いきんでも少し見えては戻ったりして、頭の血管切れるんじゃないかってくらい頑張ったのですが、なかなか出てきてくれず。時間だけが過ぎていきました。

赤ちゃんに危険が…

すると助産師が、 「赤ちゃんが今、中でウンチしちゃったみたい。万が一のために医者も呼ぶわ!」 とのことで医者登場。

ネットで胎児はストレスで中で排便してそれを吸い込むと危険という情報を得ていた私。

「やばい。私がもたもたしてるから赤ちゃんが苦しくなってるんだ。」と思った私は、体勢を寝姿勢から座位(和式トイレのポーズ)にチェンジ。

目の前に備え付けられたバーにしがみつき、もう血管切れてもいい!と思いつつ渾身の力を込めていきみます。

このときが人生で初めて自分の体のことより他の大切なものを優先した瞬間だったと思います。

そしていきむこと数回。助産師が「もういきまなくて良い。」と言いました。ちょっとだけおなかに力を入れてと言われたタイミング2回いきんだその瞬間。

オギャーーーと大きな産声と共に私の胸に赤ちゃんが放り込まれました。 夕方4時50分。2720グラムの元気な女の子でした。

初対面

血みどろでまだへその緒もついたままの状態。プルプル震えていてすごく小さくてすごく温かかったのを覚えています。

ぎこちない手で子を触っていたらへその緒を自ら切るか聞かれ、もう疲れ果てていたので「いや、いいです。」と断りました。

今思えば記念にやっといても良かったかも。夫はグロいのがダメなので拒否していました。

後処理も子に夢中になってる間に終わりました。まだ麻酔も効いている状態だったのでなんともなかったです。会陰は少しだけ避けてしまったらしいです。

あと胎盤が少しだけお腹に張り付いたまま残ってしまっていたようで、それを取るために体に手を突っ込まれたらしいですが、それも何も感じませんでした。

今考えるとちょっと怖いです。

続く…

今回は出産までのメイン部分についてでした。無痛分娩を考えている方の参考になればうれしいです。

さらに長くなりますが、次は退院までについて書きたいと思います。

北米での無痛分娩出産レポート【退院】
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