生後半年で全身麻酔手術。そけいヘルニアその後。

先日、子が手術をしました。

ずっとずっと気がかりだったこの病気「そけいヘルニア」からやっと解放されました。子は元気です。

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我が子の病気

病気について詳しくはこちら。

我が子に先天性の病気が見つかる。そけいヘルニアっていったい何?

生まれつきのものだったとはいえ、こんなに小さいのに手術しなければならないということが辛く、どうにか自然治癒しないかと先延ばしにしていました。

全身麻酔のことも気がかりでした。いろいろ調べてみて色んな説があるみたいで。体や脳へのダメージが残るという説もありました。でも必要ならそれでもやるしかないのですが、避けられるのであれば避けたいわけで。

でも2週間ほど前にお風呂上りにまた症状が見られ、それが以前より大きく少し硬かったこと、もうすぐ生後7か月になり体重も7キロ超え体がしっかりしてきたこと、半年以上様子を見て変わらず症状が出ていたこと…などが決め手となり、病院に連絡を取りました。

その後トントン拍子に手術日が決定し、決断から一週間ほどですべてが終わりました。

手術前夜

手術は朝8時からということで、その4時間前から絶食するようにとの指示でした。

子の夜起きるタイミングで調整しようと思っていたのですが、11時に寝て次に起きたのは夜中の2時。3時に最後の授乳をするのが理想的だったので、2時に授乳して寝かしつけた後に、また3時に起こして授乳しました。

子は寝ぼけながらもしっかり飲んでくれ、朝家を出る直前の6時前まで寝ていてくれました。

手術当日

病院に着き、子を手術着に着替えさせたり、手術の説明を受けました。なんだかいよいよなんだなという気持ちで、やはり簡単といっても立派な手術なんだなと実感しました。

数か月会っていなかった主治医と久々に会い、最後の問診です。子の体を注意深く触り、少し泣かせました。すると、患部を手で触りながら

「ここに小さいのがすこーしあるのが分かるよ。ほんとに小さいのがね。」

そこでもう一度、自然治癒の確率は17%あり、まだ待っても大丈夫であることが説明されました。半年間その2割の可能性を期待して待ちながら、かんとんから緊急手術になる危険性と天秤にかけて手術の時期を探ってきました。迷いに迷ってここまで来ての最終決断です。

私たちの決断は変わりませんでした。

手術へ

手術に向かうため子を看護師さんに手渡しました。笑顔で見送り子が見えなくなると、涙が出ました。手術自体は30分から1時間ほど。待っている間色々考えました。

実は私も以前簡単な手術をしたことがあるのですが、自分のことだと全然平気だったのに、子供のこととなったらもう心配で心配で驚きました。自分よりも大切なものを持った証拠というか、あんな気持ちは初めてで。

夫は「簡単な手術でこんなに心配になるのに、もっと重い病気の家族はどうやって乗り越えているのか想像がつかない」と言っていました。親になるということはもっと強くならなければならないということなんですね。

早くまた子をこの手に抱いて授乳してあげたいと思いました。

手術終了

無事に終わったというのを聞いて、また少し涙が出ました。あんなにうれしい安堵の涙をしたのは初めてでした。

その後、子が眠っている部屋へ。薬のせいか、少しだけ顔がむくんでいるように見えました。起こして良いというので声をかけてみるものの、子、一向に起きず。なんならイビキまでかいています。呑気なものです。

やっと起きたのでストレッチャーに乗り込み、子に授乳しました。忘れられない授乳になりました。授乳したままストレッチャーを押され、待機室に移動しました。この感じは出産のときを思い出しました。なつかしいなぁ。

帰宅へ

しばらく様子を見た後、帰宅OKの指示。出産のときも2日で帰宅しましたが、この手術でもスピード退院。日帰り手術です。

やってはいけないことは特になく、普段通りの生活をして良いとのこと。もし子が泣いて痛がっているようであれば市販の痛み止め(タイレノール)の赤ちゃん用をあげてと言われました。

朝来た時と同じようにカーシートに子を座らせ、午前11時前には帰宅しました。朝6時に出て11時には帰ってくるなんて、なんというスピード手術。

今まで悩んでいたのが嘘のようにあっさり子のヘルニア手術は終了したのでした。

術後

子はいつもより多めに昼寝したくらいで、いつも通り動き回り痛み止めをあげることもありませんでした。お風呂は念のためその日は入れず、次の日から。

お腹に傷があるというのになぜそんなに動き回れるのか不思議です。自分が手術したとき、同じような感じで傷があったのですが、痛くて仕方なかったのに…赤ちゃんというのはすごいですね。

まとめ

今すやすやと眠っている我が子を見ると、「やって良かった。治って良かった」と思えます。ずっとおむつを替える度にヘルニアが出ていないかチェックして、大泣きすればかんとんを起こさないかと心配しながら過ごした半年でした。

小さな体に傷は付いてしまったけれど、もうヘルニアの心配する必要もないし、痛い思いをするかもしれないと怯えることはありません。幸い傷は若いこともあり一年後にはほとんどわからなくなるそうです。

それにしても、99%成功する簡単な手術だと頭では分かっていても、手術室に連れていかれる我が子を見たときは涙が出ましたし、無事に終わってこの手に抱いたときも涙しました。

今、我が子を前に思うことは、

「あなたが隣でただ笑ったり泣いたりしてくれるだけでママは本当に幸せです」