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中東に住んだ私に起きたカルチャーショック7選

海外で暮らす

私の初海外生活は、中東でした。

 

英語も話せず、海外旅行もツアーで数回行ったことある程度だった当時の私。

中東の地を踏んだのは、その時がもちろん人生初。

何の前知識もなくいきなり生活を始めたので、たくさんの驚きがありました。

 

今回はそんな「中東で受けたカルチャーショック」をあげてみたいと思います。

 

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お酒は然るべき場所に行かないと飲むことが出来ない

日本はお酒に関してかなり自由がある国です。

24時間営業のコンビニに行けば、深夜でもお酒が買えます。

 

外で飲むのも自由。

公園や電車のような公共の場でも飲むことが可能ですよね。

 

しかし海外に出て、それが世界では珍しいことなのだと知りました。

 

ここ北米ですら、お酒は酒屋さんに行かないと買えません。

買う時は年齢確認のために身分証明書の提示を求められます。

それはレストランで頼むときなども同様。

 

そして公共の場(路上や公園、ビーチなど)でお酒を飲むことは違法

飲むならレストランへ行くか、酒屋で買って自宅で飲むしかありません。

 

それがイスラム教徒の国になるとどうなるか。

さらに規制はキツく、お酒はライセンスがないと買うことすら出来ません。

そのライセンスはどうやって作るかというと、務めている会社に頼んで作ってもらうのです。

 

私

私は現地のイスラム教徒色満載な会社に勤めていたので、なんだか頼みづらく、結局ライセンスを手に入れることが出来ないまま、中東生活を終えました

 

自分で買えないとなると、どうしても飲みたいときはどうするか。

そういう場合は、ホテルなど観光客がいる所に行くのです。

ホテルにあるレストランやバーにはお酒があります。

そこで観光客にまざってお酒を飲んでいました。

 

あとは海外旅行に行ったときに空港の免税店で買って帰ってくる…それが、私が自宅で飲むお酒を買う唯一のチャンスでした。

 

私

お酒が大好きだった私にはもうこれが不便で不便で…

 

でもイスラム教徒は基本お酒は飲みません。

そんな国に行ったのだから当然と言えば当然。

私が無知だっただけです。

 

そして日本ってお酒に寛容だったんだなぁと知ったのでした。

 

気温50度!?死を思う暑さの経験

中東に行く前、インターネットである笑い話を読みました。

 

中東の人は運動嫌いで5分だって歩くことはしない。
たった100メートルでもタクシーを使うんだ。
だからみんな運動不足で太っている。

 

というような内容だったと記憶しています。

実際行ってみてそれはあながち間違いでもないけれど、でも大きな間違いをしていると知りました。

 

それは、たしかに中東ではたった徒歩5分の距離ですら車を使うことはあります。

でもそれはたった5分でも歩けるような暑さでない、それこそ「死を感じる」ような尋常じゃない暑さというものが存在するから。

 

たしかに中東の人は太ってる人も多いです。

いつも車移動なので、運動不足の人もいるでしょう。

でもそれはただ単に歩きたくないからという理由だけではなく、暑さが関係しています。

 

私も家から徒歩5分のバス停(クーラー付き)に行くのが精一杯で、それ以上の場所は暑すぎて無理なのでタクシーを多用していました。

 

私

さいわい日本と違って、タクシーは電車と同じような賃金と感覚で使うことが出来ました

 

もしくはクーラーのある場所を把握しておき、5分歩いてクーラーのある屋内に逃げ込み、そこからまた5分の距離の場所へ…と中継ポイントをいくつか挟みつつ目的地まで移動したり。

今思えばちょっと面白かったなと思いますが、そのときは本当に必死でした。

 

あんな暑さは砂漠の国ならでは。

日本の夏は暑いですが、それとはまた違った種類の暑さです。

それこそフライパンの上で焼かれているような感覚でした。

 

私

たしか炎天下に放置された車のボンネットで目玉焼きを作った動画がどこかにありましたけど、とにかくあの暑さは想像を超えるものでした

 

イスラム教徒は神へのお祈り1日5回

イスラム教徒は1日に5回メッカの方角へ向かってお祈りをします。

それは勤務中も同様で、いつも決まった時間になると同僚たちは部屋を出ていき、お祈り部屋へ。

そしてしばらく経つと戻ってくる…というのが日常の風景でした。

 

私

私はまず毎日お祈りをすることに驚いたし、しかもそれが1日5回とは!と衝撃を受けたのを覚えています

 

1日5回のお祈りなんて人生のどれだけの時間をお祈りに費やすのかと…。

1回は10分ほどの短いものですが、それでも仕事中にもするのだからすごいなぁとなんだか圧倒されたのでした。

 

お祈りが生活の結構な部分を占めているわけで、年に1回神社に行くか行かないかの日本人とは大違いだなと。

モスクなどに行くと、さらに長く時間を費やしますしね。

 

私

こういう人たちも世界にはいるんだと、思ったのでした

 

断食(ラマダン)期間は、外国人も公共の場では飲食禁止

イスラム教には、ラマダンという断食期間があります。

 

その期間はイスラム教徒ではない私たちも人前での飲食は禁止です。

水を飲むことすら許されません。

私

あんな暑いのに…

 

ただイスラム教徒ではない人は、日が落ちるのを待たずに食事したいわけです。

ラマダンは日の出から日没まで断食し、日が沈んだ後に飲食出来るようになる

 

どこで食事をするかというと、自分の家に帰って食べるか、一部開いているレストラン(ほとんどのレストランは閉まって黒い布などに覆われる。)に逃げ込んでひっそり食べるのです。

それも誰にも見えないような奥の方で…。

 

公共の場所で飲食しているのが警察に見つかると連行されると聞いて、恐れおののきました。

 

イスラム教徒は日が暮れると食事をします。

だから何日も飲まず食わずというわけではありませんよ、念のため。

 

とにかくそんな期間が存在することすら知らなかった私。

中東に行って2週間ほどでラマダン期間に突入し、訳も分からぬまま、ただ

女性
女性

外では水も飲んじゃだめ!捕まるから!!

と言われて

私

えー?

となったのは良い思い出です。

 

中東男性は男同士で手をつないで歩く

男同士で手をつないでいる光景を良く見たのは、お祈り部屋に入っていくとき。

 

最初はゲイか?と思ったのですが、イスラム教ではそれはご法度。

ただ単にそういうものなんだそうで。

仲が良ければ男同士でも手をつなぐというのは、日本ではないなぁと思ったものです。

 

ちなみに北米でも男同士が手を繋いでいるのは見ます。

でもそれはイスラム教徒のそれとはまったく違い、本当のカップルだからです。

海外ではみんな堂々としてますよ。

 

そして女同士でもカップルがいます。

私

前に道端でキスをしていたのを見たことがあるのですが、やっぱりちょっと慣れないですね

 

日本の女性はどうなのか分かりませんが、仲が良い高校生くらいの人たちなら友達同士でも手を繋ぐこともありますかね?

私はしたことないですが。

 

タクシーや道端でのナンパや求婚が頻発する

タクシーを多用する中東。

 

たくさんのタクシードライバーに出会ったのですが、結構な確率で聞かれたのが、

男性
男性

・子供はいるの?
・結婚しているの?

中東に彼氏はいるの?

でした。

 

これは「現地に恋人がいなければ、いないも同然」という彼らの考え方から来ています。

 

そして私は日本人と分かると、その次に来る言葉が

男性
男性

おお!日本人か!この車はトヨタだぜ!結婚しようぜ!

でした。

 

…まぁ冗談でしょうけど、これ本当にしょっちゅう言われました。

たぶん中東に住んだ経験のある日本人女性は、みんな言われていると思います。

 

なぜかと言うと、ドライバーは大抵パキスタン人かインド人。

彼らにとって日本人女性はお金持ち

結婚すれば玉の輿。

そして日本で働く権利も付いてくる。

だから「とりあえず言っとけ」ということなのでしょう。

 

日本のタクシーではお客にいきなりそんなプライベートなことを聞くなんてありえないし、ましてや結婚しようなんて冗談でも言いませんよね。

仕事ついでにナンパする、そんな軽~いタクシードライバーがたくさんいる国もあるのです。

 

インド人パキスタン人のワキガはすさまじい

ちなみにどうでもいい情報なんですが、彼らは結構な確率でワキガです。

 

私

ものすごく臭いです

 

いつも無言でそっと窓を開けて、浅く呼吸していたなぁと思い出しました。

 

人種による階級というのが普通にある

日本ではよく、人種差別なんてもってのほか!人類みな平等!な精神があると思います。

でも中東では完璧に階級のようなものが存在し、それが当たり前でした。

 

私の肌感覚なのでもちろん公式なものではないですが、順番はこうでした。

 

現地人>その他の中東の国から来たアラブ人(というかアラビア語が話せる人)>英国人、アメリカ人などの白人>アジア人>東南アジア人>インド人パキスタン人

 

これは扱いというか給料や態度でそんな感じなんですが、現地人とインド人パキスタン人では本当に主人と奴隷と言っても良いほどの違いがありました。

 

土木作業員は大体インド人パキスタン人。

トラックにぎゅうぎゅうに乗せられて、どこかに行くのを見たことは数知れず。

暑いのにトラックの荷台は剥き出しだからクーラーもないし、目的地についても炎天下の中働いている人たちです。

 

対して現地人男性はカンドゥーラという白いワンピースのようなものを着ていて、頭には白い布に黒い輪というどこから見ても現地人だと分かる容姿をしています。

ただでさえ現地人は国の20%しかおらず、その他はすべて外国人。

さらにその中に男女がいるわけなので単純に考えても現地人男性は10人に1人くらいのもの。

 

彼らの力は現地では絶大です。

ちなみに男女平等という言葉は中東には存在しません。

未だ男性が圧倒的に優位です。

 

中東男性の現地での威力

太った現地人男性が道を横断していた時のこと

 

そこは信号もなく車がびゅんびゅん行き交う道だったのですが、その男性は躊躇することもなくゆっくりと道を歩き出し、すっと車に向けて手をかざしました。

すると、車はクラクションを鳴らすこともなく静かにストップ。

大渋滞を起こしつつ、悠然と道を渡り切った現地人男性を見て、

私

すげぇ…

と思ったのでした。

 

またある時は私の仲良しの現地人男性。

駐車場で何やら文句を言われました。

 

管理人はたぶんインド人。

彼も仕事だから注意したまでできっと彼が正しかったです。

 

でも友人は一言

男性
男性

そんなこと事前に聞かなかった。知らなかったのだから自分は悪くない

と言い返し、管理人インド人は成す術もなくあっさりと引き下がったのでした。

これが他の人種だったらこうは行かなかったでしょう。

 

ということで、現地人は何をするにも特別扱いの国でした。

それでも文句を言う人なんていません。

だってそこは彼らの国だから。

みんなそれが当たり前だと思っていて敬意も払います。

 

私

それを知ると、日本がいかに外国人に優しい国か分かりますね

 

まとめ:カルチャーショックは人の価値観を変える

今思い出しても、色々と濃かった中東生活でした。

中東での1年半は、確実に私の価値観を変えました。

 

あまりにも違う環境にいきなり飛び込んだので、中東を脱出した後はどこに行ってもとても住みやすく、たまに物足りなさすら感じます。

完璧に感覚が麻痺しています。

 

世界はまだまだ自分の知らないことに満ちている…そう思うと、またふとどこかに行ってみたくなるのです。

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まちえふ

海外在住歴8年。30代。移動生活2年目(現在はNZ在住)。
国際結婚して2歳の娘がいます。
詳しいプロフィールもぜひ見て行って下さいね。

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