Tomo

有形商品を売るタイプのショップの場合、商品在庫を仕入れて保管して、お客様の注文に応じて発送するのが一般的。

でも私がやっているオンラインショップのポイントは、商品を事前に仕入れるリスクなく注文が入ったら全自動でお客様に商品が届くこと。

とも
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無在庫でありがちな「注文が来たらその商品を自分で発注してお客様に発送する…」というものでもありません

ということで、私が実際にしている無在庫オンラインショップの具体的な仕組みの作り方をご紹介します。

とも
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パソコンが苦手な人でもわかるように、手順にそって画像付きで具体的に説明しているのでご安心くださいね!

第1章でお伝えした通り、私がやっている無在庫ショップはPrintfulを使っています。

この第4章では実際にPrintfulで商品を作りSquareに設定するやり方を解説していきます。

とも
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画像付きで順番にわかりやすく説明していきますね!

Printfulで商品をつくる

まずPrintfulSquareを組み合わせてオンラインショップを作る手順は以下。

  1. Printfulアカウントの作成
  2. 製品の設定
  3. PrintfulSquareを連携させる
  4. 商品のリンク
  5. 価格設定と利益の設定
  6. 商品の公開

Printfulアカウントの作成

Printfulのウェブサイトにアクセスしてアカウントを作成します。

「始める」をクリック。

お好きな方法でアカウントを作りましょう。

名前、メールアドレスとパスワードを入力。

簡単なアンケートが出てきますので、答えていきます。

とも
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ただのアンケートなので気楽にどうぞ。

↓こういう感じ。

アンケートに答えたら、登録したメールアドレスを確認して下さい。

Printfulからメールが届いているので、メールアドレスの確認を完了します。

とも
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これをしないと正式にアカウントを作ったことにならないので注意!

確認を完了したらPrintfulアカウント作成は終わりです。

製品の設定

それではさっそく商品を作ってみましょう。

左のメニュー一覧の中にある「商品テンプレート」から「製品を作成」をクリック。

作りたい商品を選びます。

とも
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本当にたくさんの種類があるので時間がある時に見てみて下さい。

いろいろあってワクワクしますね~。

私のポスターを例に商品を作成してみます。

商品を選ぶとこんな画面になります。

基本的に全ての商品は自分で用意したデザイン画像を使って作っていくことになりますが、一応Printful内にあるツールを使ってデザインすることも可能です。

とも
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左のメニューにあるテキスト・クリップアート・クイックデザインにいろいろな画像があるので見てみて下さい。

画像検索は英語ですると良い結果が出てきますので、ぜひ英語でどうぞ。

それから「デザイナーを雇う」というのが左下のところにあります。

私は使ったことがないのですが、そういう機能もあるよってことで。

コンセプトをしっかりすればPrintfulの中でデザインを作るのも悪くはないです。

特に外からフリー素材を持ってくる際は著作権の扱いに注意が必要。

とも
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その辺も少しずつ知識をつけていきましょう。

私は自分で作ったあいうえお表の画像を入れます。

商品のサイズを決めてから枠線の中(点線の方)に収まる大きさの画像を用意しましょう。

とも
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点線は印刷が安全に行われる範囲になります。

印刷時のズレというものがどうしても出てくることがあるのであまりギリギリに大事なデザインを置くことはしないようにして下さいね。

モックアップを見てみると雰囲気がわかります。

これで良いなと思ったら「テンプレートへ保存」します。

これで商品ができました!

とも
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商品を作るのって意外と簡単ですよね!

次はお店へ出してみましょう。

PrintfulとSquareを連携させる

作った商品をクリックして詳細を見てみます。

すると、「ショップに追加」とあるのでクリックします。

「ショップを接続」をクリック。

するとこんな画面に。

「ネットショップを選択」をクリック。

見るとわかりますが、BaseやShopify、後ほどご紹介するEtsy、そしてもちろんSquareもあります。

とも
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基本的に同じやり方で様々なECサイトに簡単に接続できるようになっています。

Printfulで一度商品を作っておけばいろんなECサイトで展開できるってことですね。

ちなみにWooCommerceはWordPress(ブログ)で物を売るのに使うプラグインのことです。

ということはPrintfulの商品は自分のブログでももちろん売ることができるってこと。

とも
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自分でブログを作ってその中で商品を売っていきたい!って人はぜひ挑戦してみましょう。

私はブログの教材も作っていますので、ぜひブログに興味あるなぁという方はぜひ一度こちらも読んでみて下さい。

ブログで副収入を目指すなら

さて、話を戻して先ほど作ったSquareに接続してみましょう。

「接続する」をクリック。

するとこんな画面になります。

ステップに沿って進めていきます。

「Squareへ接続」をクリック。

Squareのアカウントで使ったメールアドレスが入力されているはずなので、確認して「次へ」をクリックします。

続いてパスワードを入力し「ログイン」をクリック。

Squareで登録した電話番号に認証コードが届くのでそれを入力します。

するとこんな画面になります。

ショップのログインができると、Printfulへの接続を試みてくるのでPrintfulのアカウントに接続してあげます。

接続して連携完了です。

商品のリンク

「商品を追加」します。

左上にある「商品テンプレート一覧」タブをクリック。

すると、先ほど設定した商品の一覧が出てくるのでショップに置きたい商品を選びます。

「モックアップに進む」をクリックします。

とも
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Printfulの良いところはモックアップが充実していて簡単にステキな画像がたくさん作れちゃうこと!

ここは基本モックアップで十分かなと思いますが、少しでもオリジナリティが欲しい!という人はオリジナルモックアップ画像を作成しても良いでしょう。

ちなみに基本モックアップはこんな感じ。

いくつか選んでもいいし1枚だけでもOK。

モックアップ画像形式はJPGで良いでしょう。

とも
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JPGは軽いのでサイトの読み込みが早くておすすめ。

もしも自分で画像を加工したかったり、大きくしてホームページのトップ画像にも使いたいなどあればPNG形式でダウンロードして使うのもアリです。

決まったら「続行」をクリック。

ウェブサイトに載せる商品名や説明などの基本情報があらかじめ入っています。

でも残念ながら英語なので日本人向けにする場合は自分で書き直す必要があります。

とも
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品質などの説明が入っているので参考にしつつ、自分の説明も付け加える感じがいいかなと思います

ウェブサイト側でももちろん変えられるので、とりあえずそのまま進めてしまっても大丈夫。

「続行」で次へ。

価格設定と利益の設定

商品価格を決めます。

といっても、これもウェブサイト上でも変えられるし、あとから調整できるので心配せずに。

とも
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画像は$表記になってしまってますが円ですね。

ここで自分がどのくらいの利益を得たいかを入力すると、いくらで販売すればよいかの数値が出てきて便利です。

確認したら「ショップへ送信」をクリック。

これで無事に同期できました。

ちなみに今回はPrintful側から商品を作ってウェブサイトに送信しましたが、商品ページをウェブサイト側で作ってからPrintfulへインポートして商品と同期することもできます。

とも
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複数のウェブサイトを持つ場合はPrintfulで商品を最初に用意しておいて、ウェブサイトを接続していき同じ商品を使い回すことも可能。

この辺はいじっていると分かってくると思います。

商品の公開

Squareの方に行きます。

左側の商品の中にある「サイトの商品」タブをクリックして右上の方にある「商品ライブラリから追加」をクリック。

先ほどPrintful側で作った商品が表示されてますので、チェックを入れて「商品を一点追加する」をクリック。

「サイトの商品」に戻ってみましょう。

これでショップにPrintfulで作った商品が無事に追加されました。

とも
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おめでとうございます

あとは商品ページを編集してタイトルやモックアップ画像、説明文、URLを整えます。

【パーソナライズ商品を売る場合】

名入れ商品やお客様の希望を聞いたオリジナル商品を作る場合は、Square側で商品ページを作り、Printfulと未同期にしておきます。

とも
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Printful側では仮決めの商品だけ設定しておきましょう。

そして注文が来たら画像を作り、Printful側でその画像をアップロードして発注すればOKです。

それからもう1つ設定することがあります。

それは「送料」。

お届け方法の「配送」タブへ移動します。

「配送プロフィール」を見ると赤字で注意書きが出てますね。

ここから地域ごとの送料を設定していきます。

とも
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Printfulは世界中に拠点があるのでほとんどの国に配送が可能。

どこに住んでいる人をターゲットにするのかはショップによって様々ですが、顧客になる可能性がある国の配送料は必ず配送プロフィールから設定しておきましょう。

Printfulでは品物の種類と配送先、個数による配送料が決まっています。

配送料はこちらから調べられます。

「配送料を確認」をクリック。

私の場合はポスターなのでそこを見てみます。

こんな感じで地域ごとに送料が出ているので、これを参考に配送プロフィールを設定します。

Printfulと全く同じポスターの送料設定でやってみましょう。

新しい配送プロフィールの「+国を追加」をクリック。

送料の請求方法を「商品数に基づく」にして入力していきます。

日本の送料を設定する場合、個数で変動する料金ルールでこんな感じに設定できますね。

  • 1つ買った場合は送料900円
  • 2つ買った場合はプラス180円なので送料1,080円
  • 3つ買った場合はさらにプラス180円で送料1,240円
  • それ以上の場合は1,440円
とも
とも

私の場合はポスターなので4枚以上一気に買う人はほぼいません。

なので4枚以上は一律1,440円で設定しました。

ちなみに送料の設定はいろんなパターンがあります。

送料の設定例
  • 送料無料(損をしないように商品に送料分の利益を乗せておく)
  • 送料一律で設定
  • 一定額購入したら送料無料(5千円以上お買い上げで送料無料など)
  • 送料を普通に設定

私は昔送料を一律で設定していましたがPrintfulで送料の値上げがたまに行われることがあり、ずっと同じ料金を保つのが困難になったため今は普通にPrintfulと同じ値段を設定しています。

とも
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この辺はショップの運営方針や戦略部分になってきますので、どう設定するのが一番売上を上げられるのか試行錯誤してみて下さいね。

ということで、設定したらこんな感じになります。

名前は自分で分かりやすくつけて下さいね。

そして最後にウェブサイトで見えるようにページを置いてあげましょう。

サイトデザインにいきます。

こんな感じで商品ページを用意して、商品リストをつくります。

「商品を追加」で掲載したい商品を選びます。

無事に商品がウェブサイトに並びました。

とも
とも

これで商品作成は終了です。

確認してみよう

Aさん
Aさん

本当にこれでお客さんが商品を買えるのかな?

と不安になると思います。

しかしSquareではテスト購入の機能が残念ながらありません…。

なので自分の設定が本当に成功したのか試したい場合は、自分で商品を実際に購入してみる(そして注文をキャンセルする)か購入の一歩手前までやってみましょう。

商品をカゴに入れて試しに日本の住所を入力してみると…

ちゃんと設定した配送が計算されて出てきました。

とも
とも

もう少し小さな料金を設定して実際に買って試すのもアリ。

ただ、その場合はきちんとSquarePrintful両側ですぐに注文キャンセルすることを忘れないようにして下さい。

これでお客様が実際に購入した場合はPrintfulに通知が自動で行きます。

そしてPrintfulから注文を受けたというメールがあなたに届き、Printfulが商品を製造・発送してお客様に届くという流れになります。

あなたは「売れたー」と喜ぶだけ。

とも
とも

これでリスク・在庫なく全自動でオンラインショップ運営する仕組みができました。

お疲れさまでした!

さて、次は「即売上につなげるための施策」をご紹介します。

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【携帯用】ショップ#05「即売上につなげるための施策」
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