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国際結婚後のパスポート更新。括弧書きで夫の姓を入れようとして起きた問題

外国人と暮らす

国際結婚後、初めてのパスポート更新がやってきました。

 

私達は夫婦別姓ですが、括弧書きで夫の姓を追加表記出来るとの情報を入手。

私

これからまた10年使うものだしせっかくだからと入れたいよね

私が夫婦別姓を選んだ理由と別姓のメリット・デメリット

 

でも私には1つ問題が。

それは、追加表記したいのは夫の名字と完璧に同じものではなかったということ。

 

結論から言うと、夫とちょっと違う苗字を記載することが出来ました。

でも色々と手間がかかってややこしかったので、私がやったことなどをまとめました。

同じ状況の方の参考になればと思います。

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夫と違う姓を括弧内に入れることが出来るのか

まずなんで、括弧の中に夫の姓を入れたいけど微妙に違うものを入れたいということが起きたのか。

それは夫の国には男性系の姓と女性系の姓があるからでした。

 

夫は名字が「~ski」といいます。これは男性用です。

女性は語尾の i を a に変え「~ska」となります。

夫婦で語尾が違う名字になるんですね。

子供も男の場合は ski、女の場合は ska を名乗ります。

 

私は女性なので「~ska」をパスポートに入れたかったのです。

でも微妙に違う姓を入れるなんて出来るのか…それが疑問でした。

 

パスポートに夫と異なる姓を入れるまでの道のり

括弧の中は夫の表記のみ、と断られる

何となく出来ないような予感がして、事前に日本領事館に聞いてみました。

すると案の定、最初は断られてしまいました。

 

理由は「婚姻証明書に記載されている夫の姓をそのまま入れることしかできない」からだそう。

 

括弧書きを追加表記するには、パスポート更新に必要な写真などの他に、婚姻証明書(Marriage certificate)と戸籍謄本が必要です。

そのどちらにも「~ska」と書いてありません。だから出来ないとのことでした。

 

私が「~ska」表記にこだわった理由

夫は、女性に「~ski」表記はおかしいと言います。

さらに私にはどうしても「~ska」にしたい理由がありました。

 

それは私達にはこれから産まれてくる女の赤ちゃんがいたことです。

 

彼女は日本、夫の国籍、今住んでいる北米の国籍と、国籍を3つ持つことになります。

夫の国籍と北米の国籍には「~ska」の姓が記載されるのです。

 

日本では戸籍から私の姓となりますが、そこにはやはり括弧書きでその2つのパスポートに合わせた姓が記載されていることが望ましいと思いました。

私

私も子供と同じ表記になりたいというのも理由の1つでした

 

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もう一度頼んでみた

もう一度理由を話して、どうしてもダメならば「~ski」表記で入れてもらおうと夫と話し、日本領事館に行きました。すると、

女性
女性

では外務省にお手紙を書いていただいて、判断を仰ぎましょう

 

なんか話が大きくなってきたな…と思いつつ、その場で真っ白な紙を渡され理由を書き、書類一式を提出しました。

 

外務省から返事が来た

程なくして領事館から電話連絡がありました。

女性
女性

外務省から返事がありましたのでご連絡差し上げました。~~で、~~とのことで…えーっと…

 

最近よく思うのですが、英語は結論が最初にきてその後に理由を聞く感じだけど日本語は結論が一番最後にくるので「一体どっち!?」と結論を急かしたくなりますね。

私

もちろん我慢してちゃんと聞きますけどね

 

結果は、なんとOK!

ということで、私は無事「日本姓+(~ska)」のパスポートを手に入れることが出来ました。

 

まとめ:同じ問題を抱えてる人はトライしてみてほしい

括弧書きは夫の姓と揃える為に入れる方がほとんどだとは思うので、今回の私のような状況の人は少ないかもしれません。

でも ネットを見ると少数ですが、断られて諦めた方もいらっしゃるようです。

 

しかし今回のことで不可能ではないということが証明されました。

同じような状況の方がいらっしゃったらぜひトライしてみてください。出来ます!

 

領事館の方々にはお手間をおかけして申し訳ないことをしたと思いますが、色々親切にしていただいて感謝です。

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コメント

  1. AG より:

    ドイツから初めまして!私の夫はブルガリア人で夫の名字が~evで終わります。私たちは日本でもドイツでもなく、夫の地元で結婚式をしました。式の前にそこの市役所での手続きで私の新しい名字を女性形の~evaにしました、というのも名字の仕組みを知ってしまうと、自分の名字を~evにするのは不自然に聞こえるからです。

    日本に帰って婚姻届と氏の変更届を区役所に出そうと思ったら「区役所でロシアは前例がありますが、ブルガリアは前例がないのであなたの~evaは認められません」と言われ氏の変更届は受け付けてくれませんでした(私なりにスラブ系の一部の名字は女性形と男性形がある、と説明しましたがお役所って頭固いですね。ドイツではポーランド系を含め、スラブ系の移民が多いため、特に疑問視されません。)。そこで在日ブルガリア大使館へ行って「言葉には性があり、名字には女性形と男性形があるので、女性が~evという苗字は不自然です。~evと~evaは同一家族の同一姓です。家族を表すときは~eviになります。」という書類を作成していただきました。

    大使館作成の書類を受け付けてくれるかと思ったら、それもなぜか受け付けてくれず(頭が固く前例がないとだめなんでしょうね)、「家庭裁判所の判断を仰いでください」と言われたので、ドイツ引っ越しが迫っていましたが仕方なく家庭裁判所へ行って書類を提出で、担当してくださった裁判官の方が親切な人で結局~evaに変えることができました(ですが、正式な家庭裁判所からの手紙はドイツ渡航後に実家に届いたため、日本滞在中に氏の変更届は提出できず、~eva記載のパスポート申請、運転免許更新などができませんでした。)。新しいパスポートはドイツに到着してから日本大使館で行いました。

    ちなみに婚姻届も名前とミドルネーム(ブルガリアやロシアなどは父称)の間に・やスペースが入れられないと言われたので、戸籍謄本を見ると夫の名前と父称がくっついて長ったらしい名前になってしまっています、この辺も改善してほしいところだなと思いました。

    先月無事に長女を出産して長女も~evaになりました。妊娠中にもしお腹の中の子が男の子だったら名字を~evにする手続きはどうしたらいいのだろうと思っていました。こういう場合も外務省に手紙を書いて判断を仰ぐ形になるんでしょうか、気になってきました。

    長文、失礼いたしました。
    また、ブログ読ませていただきますね!

    • まちえふ まちえふ より:

      コメントありがとうございます。
      AGさんも名前のことで色々とご苦労されたんですね!私は姓の変更はせずパスポートに括弧書きするだけで、それでも大変だったのに、正式に苗字を変更となるとなおさら大変そうですね。
      もし将来男の子も授かったらまた大変になりそうですね…。
      ちらっと聞いた話では、外国人は戸籍がないので日本で子に自分以外の苗字を充てたい場合は新たにその姓の戸籍を作って対応するとかなんとか…。1つの苗字に1つの戸籍って決まりらしいので。とにかく面倒くさそうでしたよ。
      私は自分の姓は変えず子も日本では私の姓になっています。
      そうすると海外では夫の姓の女性形で日本では日本の姓で、2つ苗字があることになるのですが、海外ではあまり苗字を名乗ることもないのでまぁ良いか…と放置しています。

      みんな日本の仕組みで色々と苦労してるんだなぁと改めて思いました。
      貴重な体験談を聞かせていただいてありがとうございました。
      またぜひお暇なときにいらして下さい!

  2. M子 より:

    苗字にも男性形、女性形があるんですね!  なんかおかしいなあと思っていたことがあったんですよ。  同じ家族なのに、苗字が違うんです。  でもよく似てるんです。  夫婦別姓というわけではないけれど、これはそういうことを理解してもらわないと、面倒臭いことですねえ。  面白いお話をありがとうございました。  

    • まちえふ まちえふ より:

      夫の国には、苗字にも名前にも名詞にも男性形、女性形があります。
      そういう概念がないとややこしいですよね。法的な書類なんかは特に…。